外壁塗装が必要な理由とは!放置時の被害は?

■2018/08/17 外壁塗装が必要な理由とは!放置時の被害は?
外壁塗装はどうして必要なのかと感じている方は多いと思います。
費用として大きなお金が必要になってしまうので、できることならやりたくないという気持ちはわかります。

また、外壁塗装はやらなかった場合でもすぐに目に見えて劣化や被害を体感することにはならないので後回しになってしまうということも理解できます。

しかし、この外壁塗装は家を長持ちさせるために、いつまでも快適に暮らしていくために絶対に欠かしてはいけないものなのです。というわけで今回はなぜ外壁塗装は必要なのかその理由を説明していきます。外壁塗装について悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。


■ 外壁塗装は必ず必要である
まず、外壁・屋根の塗装に関して認識が間違っている方が非常に多いです。

“別にやらなくていいもの”というのはもちろん間違っていますし、“汚れを目立たなくするもの”というのも間違っています。外壁・屋根の塗装に関する認識について、なにが間違っているのか、なにが正しいのかなどについて書いていきます。

【 防水が外壁塗装の一番の目的 】
「外壁・屋根塗装をなぜ怠ってはいけないのか」という問いに対していろんな答えがあると思いますが、外壁塗装が必要な理由として最も根幹的なものは防水です。

もちろん、きれいな外観を保つという意味でも、真夏の暑さを少しでも和らげるための断熱機能というという意味でも確かに外壁塗装は必要です。

しかし、きれいな外観以外の機能は、すべて防水機能があってのことなのです。なぜここまで防水を徹底しなければならないのかというと、水というものは建物の構築に欠かせない木材や鉄筋などの腐敗・劣化を早めてしまうからです。

特に日本という国は1年を通して雨が降る気候ですし、雪も降ります。そういうこともあり、湿気の高い地域であるのです。雨が全く降らないような気候であれば外壁塗装はまた違った意味を持つことになりそうですが、わたしたちの住む日本では外壁塗装は防水として意味を成すことになるので怠ってはいけないのです。

【 目に見える劣化がなくても外壁塗装は必ず必要 】
以上のことから、外壁・屋根塗装は必ず必要なものなのです。

では、「雨漏りや外壁の劣化が実際に被害を及ぼしていないからまだ塗装しなくても大丈夫だ」と考えるのはどうでしょうか。
本当に外壁塗装しなくてもよいと思いますか?

結論からいうと、しなくていいわけありません。目に見える影響がないからやらないというのは大きな間違いです。

たとえば、雨漏りは天井から水が漏れてきてしまってはじめて雨漏りと呼ばれるかもしれません。しかし、これではもう手遅れです。こうなってしまうと末期症状と言えます。

では、まだ部屋に水が落ちてくる状態ではないけど、壁や屋根に水がしみ込みやすくなっている場合を考えてみてください。これでも外壁・屋根塗装は必要ないといえるでしょうか。

雨漏りのように、実際に見える被害を防止するため、水が部屋に落ちてくる前、屋根や壁にしみ込んでしまうことを防止するために外壁塗装は必要なのです。

こうすることで、建物がいつまでも長持ちするようになりますし、快適に過ごすことができるのです。

【 外壁塗装を怠る方が大損害 】
「外壁塗装はやったほうがいいのはわかっているけど結構お金がかかるし」と考えはよくわかります。
たしかに、職人さんが作業をするための足場の設置だけで20万円ほどかかってしまいますし、工事にかかる費用は100万円前後になることもあります。
目の前の出費を考えると確かに値段が張りますし、躊躇してしまいますよね。

しかし、お金がもったいないからという理由で外壁・屋根塗装を怠ってしまうと、最終的に工事にそれ以上の金額が必要になるほど建物が劣化していってしまうかもしれません。

外壁塗装は被害を未然に防ぐためにやっておくべきなのです。
100万円で済むところを、工事を怠ったばっかりに屋根の葺き替えが必要になってしまったり、シロアリの被害にあってしまうということはよくあるケースです。

外壁塗装をやらないことは節約にはならないのです。


■ 外壁塗装の防水効果は家を守る
防水としての外壁・屋根塗装がどれほど大切なのかを、塗装の劣化状態と一緒に順を追ってみていきましょう。
塗料は必ず劣化するもので、その種類やグレードによって劣化スピードが決まると考えていいかもしれません。

メンテナンスのいらない塗料などは一切存在しないので、もし訪問販売などで業者の人が言っているのを聞いたらそれは悪徳業者ですので注意してください。

【 時間が経つにつれ艶がなくなってくる 】
外壁・屋根が塗料塗りたての時は、雨が降っても雪が降っても水分が建物に侵入してくることはまずありません。
この状態の時は完全に防水されていますので、心配事はなに一つないといえます。

しかし、時間が経つにつれ壁の艶がなくなってきてしまいます。
この状態になるのはきれいな状態から数年たってからです。これが目に見える初めての劣化現象です。
艶がなくなると壁自体の防水機能が低下してきていると考えましょう。

【 壁に湿気を帯びてしまうことが多くなる 】
艶がなくなってくると、外壁や屋根に塗ってある塗料の持つ防水効果がだんだんと少なくなってきます。
水をはじく力がなくなってしまった外壁には少しずつ水がしみ込みやすくなっていき、湿気を帯びる状態になりやすくなってしまいます。
湿気を帯びた壁が乾くと、壁がゆがんでしまったりという被害も出てきてしまいます。

【 ゆがみが大きくなりヒビが発生 】
壁がゆがんでしまうことで、小さなヒビが現れてしまうようになってきます。
サイディングの場合は、コーキングに小さな亀裂などが入ってくるようになります。

すこし弾力性のある塗料であると、このようなヒビは入りづらいという性質をもっていますが、時間が経過するにつれヒビは発生するようになってしまうので注意してください。
もし、塗装したばかりなのにヒビが入ってしまったという場合は、塗料が自分の家に適していなかったということも考えることができますし、家の動きが大きい(塗れたり乾いたり、振動など)ということも考えることができます。

また、モルタル壁の場合は短期間でヒビが入ってしまいやすいのでそれを考慮して塗料を選ぶようにしましょう。

【 ヒビから水が浸入 】
小さなヒビから水が浸入してきてしまいます。ヒビが小さいのであれば侵入してくる水はまだ少量で済みますが、ヒビがなくても塗料の薄くなってしまっている部分からも水は入り込んできてしまいます。

コンクリートの壁が濡れて黒く色が変わっているのを見たことがあると思うのですが、水分がしみ込む現象はコンクリート壁に限らず起こることですのでそのように認識しておきましょう。
壁に水分がしみ込まないようにするには塗料がとても大切なのです。

塗料が薄い部分、ヒビの小さいところは水の侵入は少ないですが、時間の経過とともにそのヒビは大きくなっていきます。

【 ヒビ、コーキングの亀裂が大きくなる 】
ヒビを補修せずに放置してしまうと、どんどんと大きくなってしまいます。
ここまでの劣化が10年以内に起こってしまうと考えましょう。
この際すぐに外壁・屋根の塗装をおこなっていればヒビや侵水から起きる被害を最小限にとどめることができます。
一般的な2階建ての住宅であれば、良い塗料を選んでも60~100万円ほどで工事費用を済ませることができますので、早めの対策をおすすめします。

【 防水材・防水シートまで水が到達 】
大きくなってしまったヒビやコーキングなどが目立つようになってきてしまった場合は、外壁や屋根の中まで水が入ってきていて、防水シートまで達してしまっていると考えましょう。
この状態になる前でも、結露やわずかな隙間から水が入り防水シートを濡らしていることを考えると、防水シートや防水材の耐久力がなくなり始めると考えましょう。

防水材・防水シートは水を防ぐものなので、すぐに水がもれるなどの影響はないと考えられます。防水シートまで水の侵入は止まりますが、水はほんのわずかな隙間からでも入っていってしまうので、さらに中へ侵入してしまう可能性も考えておきましょう。

【 内部から劣化が進む 】
防水シートは、永久に使用できるものではないので、時間の経過によって劣化していきます。さらには、水の被害を受けている木材やコンクリートも劣化が進んでいきます。

何年もの年月をかけて、水の侵入や汚れなどによって着々と劣化が進んでいると考えましょう。ここまできてしまうと外壁の防水機能はほとんどなくなってしまったと考えた方が良いです。

このように、雨水や微生物の影響で、外壁、建物の寿命は短くなっていくのです。

【 建物の土台や基礎が劣化 】
ここまできてしまっているのにまだ外壁塗装をやらない場合、どうなってしまうのでしょうか。
建物の基礎である木材やコンクリート、土台の劣化を加速させてしまいます。

こうなると、地震や台風などの自然災害に建物が耐えられる確証はないと考えましょう。
ここまで放置してしまうことはなかなかないと思いますが、建物が使用できなくなってしまうかもしれないということを考えていい状態です。


■ 外壁・屋根塗装は10年ごとにおこなう
では、外壁塗装・屋根塗装はどれくらいの頻度でおこなうことが適切なのでしょうか。一般的には10年ごとといわれています。

上で説明したように、外壁以外の修理が必要になってしまったり、住むことが危なくなってしまうと非常に大きなお金が必要になってしまします。
きちんとメンテナンスをおこなっていれば、余計な補修にお金をかけることはなくなります。

建物の状態は、人が判断することしかできないので、利用する人が知識をつけ、補修してあげるタイミングをうかがうようにしましょう。
そうすることで建物の寿命を延ばすことができます。

外壁や屋根の塗装・リフォームは塗料のグレードやランクによりますが、基本的に10年ごとに一度と考えましょう。
そうすることで建物にかける費用を全体的に安く済ませることができます。

これから外壁塗装をしようと考えている方、いまはまだ考えていないという方は、将来的なことを考えたうえでメンテナンスについて考えると、いまどのような補修工事が必要であるのか見えてきますので、建物を長持ちさせるために一度外壁・屋根塗装について深く考えてみてはいかがでしょうか。

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